ブログ日記BLOG
百合子先生の婦人科講座 月経前って?
月経前ってこんなことがあるの?
今年はそんなお話をしていきたいと思います。
月経の最初の頃を覚えていますか?
先月来たと思えば、今月はない!など、何がなんだかわからずに急に月経を向え、
思春期は、月経症状がひどくなったり、そうでなかったりした方が多いのではと思います。
ところが、思春期をすぎる頃には、“そろそろ月経になる時期かな!”と思うようになります。
月経がある程度一定し月経前の出来事に頻度を感じでくるからでしょう。
その頃は、身近な人と月経の話もするようになり、
月経前の出来事が相手と違っていたら、え?ええ?っともう大変です。
お互いに、そんな出来事があるの?っと知り合います。
もちろん、保健体育や母の口伝で、月経は“女性の普通の出来事で病気ではない(個人の生理的現象)”であると、
女性なら誰でも知っています。そうですが、月経前から月経も含めて起こる出来事が、
自分と皆が実は同じでないと初めてわかるのです。
異なる月経前の出来事を集合的に表すと、月経前症候群(premenstrual lsyndrome:PMS)と言います。
PMSは。。。
辛くて寝込んでしまう、月経が来ることが憂鬱になるなど症状が重く出ることもあります。
また、同じ症状でも軽い場合はご本人がPMSと気づいていない場合もあります。
すなわち、種類だけでなく個人差や程度があり、非常にデリケートなものなのです。
また、時代と共に、女性の活躍の場が変化し、家庭から会社まで広がりました。
どの場における時間の流れにも、女性は自分の生活リズムと月経のリズムを入れて調整や調和を持つようにします。
調整する環境が多くなったということです。
さて、これから何回かにわたり、いろいろなPMSをご紹介していきます。
私にもあてはまる!
つらかったのはこれだったんだ!
などと共感できることがあれば、少しでも体や気持ちの緩和につながることと思います。
では、第1回目は・・・身痛です。
月経前になると、
・体全体に、
・だるさ
・だるさに伴う痛み
・しびれ
を感じる事があります。
この症状は 身痛 と言われています(中医学的表現)。
全身のだるさは経験された方が多くいらっしゃると思います。
だるさに伴う痛みやしびれは全身に生じるので、程度に関係なくさぞ辛いことと思われます。
他にも
・下腹部にやんわり痛みがある
・めまいや頭暈を感じやすい。
・黄色っぽい顔色をしている
・月経が始まるとだいたい量が多い
こんな症状がでることがあります。
これらの症状は、一見何となく普通にあるような感じがしますが
実は、症状でありながら、身痛の原因にもあてはまります。
女性の体はすごいですよね。
合わせてこちらもどうぞ↓
月経と子宮筋腫5(最終回)
月経と子宮筋腫4
月経と子宮筋腫3
月経と子宮筋腫2
月経と子宮筋腫
2019/04/06
イスクラ薬局六本木店見学会(4/16、4/18)のおしらせ
こんにちは!ぴーてんこと中神です。
私は常々、中医学を広めたい…この素晴らしい医療をもっと皆様に知っていただきたい…
と思っています。ですが中々うまいこと行きません。
そこで思いついた!!
中医学を広めたい
↓
そのために・・・
中医学を知っていただきたい
↓
そのために・・・
漢方薬局を知っていただきたい
漢方薬局を知っていただきたい!!
そう、漢方薬局という不思議なお店の事をたくさんの人に知っていただければ
「中医学を広めること」につながるのではないか、と考えました。
そんな訳で
◯イスクラ薬局六本木店 見学会◯
を開催いたします!
内容は
・漢方薬局ではどんなことをしているのか?
・どのような悩みを抱えた人が来るのか?
・どんな漢方薬が置いてあるのか?
・漢方相談ってどんなことをするのか?
・そもそも中医学ってなに?
などの質問にお答えしていきます。
その場で質問も受け付けますので、答えられる範囲であれば、なんでも答えていきます!
具体的な日にちは
2019年
4月16日(火)
①15:00~16:00(定員6名) 定員に達した為、募集は終了しました。
②19:30~20:30(定員10名) 残りわずかです。
4月18日(木)
①15:00~16:00(定員6名) 残りわずかです。
②19:30~20:30(定員10名) 定員に達した為、募集は終了しました。
先着順とさせていただきます。もちろん参加は無料です。
ご希望の方は
roppongi@iskra.co.jp にメール、または 03-3478-4382 までご連絡くださいね。
※メールの方は件名に「見学会について」と打ち込んでいただけると助かります。
※お申込みの際に、お名前と電話番号をお教えください。
行ってみたいけど日にちが合わなーい、という意見が多ければ、定期的に開催することも考えますので、メールやTwitterにリプしてくださいねー。
ぴーてんは皆様とワイワイできる事を楽しみにしていますヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2019/03/26
もーりー先生の花粉と戦うための養生講座
こんにちは!もーりーこと鮎澤です!
花粉シーズン到来。2~3月は飛散のピークを迎えます。
今年の花粉飛散量は、前年比で東京都 4.26倍 群馬県 6.83倍 長崎県 3.13倍
など全国的に前年を大きく上回る見通し。花粉症などのアレルギー症状は、体の過剰反応です。
その影響は全身に及び、時間が経過するほど心身のエネルギーを消耗して、疲れ果ててしまいます。
体はアレルギーのもとになる花粉、細菌、ウイルス、化学物質などのアレルゲンに対して、まず目、鼻、皮膚や胃腸などの粘膜が対応します。
そして粘膜が対応することで異物が入り込もうとするのを防いだり、追い出そうとしたりします。
その「防衛システム」を中医学では「衛気(えき)」といいます。
同じ環境にいながら、花粉症にかかる人、そうでない人がいるのは衛気の力の差と考えられます。
中医学の考え方に、体本来の生命エネルギーである「正気(せいき)」の充実は、衛気の強い体に繋がると言います。
「正気」は体内の「気(元気・食い気・やる気などのエネルギー)」と「血(血液・栄養)」がバランスよく充実することで生み出されます。
さて、花粉症と戦うためには「正気(せいき)」とその中でも「衛気」を充実させることが大切。
そして衛気を充実させるには体内時計を意識した生活がとっても大切!!
体はとてもピュア。
朝は免疫力を高めるのに一番効果的な時間であり、昼は動く&休む、メリハリ生活がストレスを和らげ、免疫力アップ、夜は定刻に就寝し、免疫力をチャージすることが大切です。
紀元前202年頃より中国伝統医学で発展させた「子午流注しごるちゅう」という考え方は、臓器が活発に働く時間を表していました。現代で言う体内時計のことです。
【体内時計を意識して免疫力を高める養生法】
◯朝(3~7時)の排便は大切とっても大切です!
3~5時(肺の時間)・・「肺」が動き「気」「血」を全身に巡らせ、目覚めの準備をします。
5~7時(大腸の時間)・・「大腸」が活発に動き出し、老廃物である便を排泄し、食物の受け入れ態勢を整えます。
◯朝食(7~9時)はとても大切です!
7~9時(胃の時間)・・「大腸」から「胃」に「気」「血」が流れ、消化能力が高まります。
9~11時(脾の時間)・・「脾」は消化器系を表し、消化・吸収・活動エネルギーである「気」を生み出し、心身ともに充実し、作業能率を上げます。
◯午後(11~17)に向け心身の活動を少しづつゆるめていく
11~13時(心の時間)・・「心」は精神活動や循環器を司っています。その働きをピークにもっていく時間帯です。
13~15時(小腸の時間)・・「小腸」に気血の流れが移動して栄養の吸収が活発に行われる。
夕食の遅い方は、昼食に、赤(肉・野菜・果物)黄(野菜、果物)緑(葉もの)白(米・穀類)黒(海草・黒ごまなど黒いもの)の5色を イメージして、バランスの良いカラフルな食事を!
15~17時(膀胱の時間)・・「膀胱」の働きが活発となり、尿量が増える時間帯。
◯就寝に向かって心身ともにリラックスな状態を!
17時~19時(腎の時間)・・「腎」は生命の源(免疫・ホルモン・生殖系・・)を司りこの時間帯気血が集まる
19時~21時(心包の時間)・・「心包」は、「心」を保護している膜。喜怒哀楽を司る
21~23時(三焦の時間)・・「三焦」は気血水の働きを調整します。就寝に向かい内臓の働きを鎮めて行く
23~1時(胆の時間)・・「胆」は臓腑の働きをコントロールすると考えられている。睡眠が最も深い時間帯で、体を修復する成長ホルモンが多く分泌され、翌日の活動源となる。
1~2時の就寝が習慣になると、疲れを溜め込んでいくことも
1~3時(肝の時間)・・「肝」は1日の老廃物を解毒して栄養を血に巡らす。気血の働きを正常に保ち、翌日の活動に備える。
「正気」や「衛気」の充実、すなわち24時間の体の働きを知り、養生を心がける。
花粉症に罹らないためにも、症状を軽く抑えるためにも、
ハイブリットなスピード時代ですが、
ピュアな体の本音も聞いてやって下さい!!
もーりー先生の過去の記事はこちら↓
2019/03/14
月経前や月経中、後に体が痛む ~タミーの月経講座~
こんにちは!タミーこと田宮です!
今回のタミーの月経講座は 「月経前や月経中、後に体が痛む」 についてお話します。
この症状がある方は、主に気の不足(エネルギー不足)があると考えられています。
そして気の不足をベースに下記の2つの体質に分けて考えます。
1.血が不足して月経前後に体が痛む(血虚タイプ)
2.血の巡りが悪い体質で月経前後に体が痛む(瘀血タイプ)
2019/03/14
月経前や月経期に頭痛がする ~タミーの月経講座~
こんにちは!タミーこと田宮です!
今回のタミーの月経講座は 「月経前や月経期に頭痛がする」 についてお話します。
1.血が足りなくて月経前に頭痛がする(血虚タイプ)
2.自律神経が興奮しすぎて月経前に頭痛がする(肝火上炎タイプ)
3.血の巡りが悪くて月経前に頭痛がする(血瘀タイプ)
2019/03/12